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今年も、訪問看護ステーション野の花の看護師が2023年奈良マラソン救護班に参加!

院内ブログ

12月10日(日)に2023年奈良マラソンが開催されました。
訪問看護ステーション野の花の看護師2名が救護班として参加するのは今年で3年目となります。
(2021年及び2022年の参加活動はこちらで確認できます → 2021年 2022年) 

この日は、11月中旬並みのお天気で気温は15度を超え、天候に恵まれ、1万4,000人が奈良マラソンに参加しました。
スタート地点では、女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さんや元マラソン選手の瀬古利彦さん、
せんとくんらが見守る中、生駒中学校吹奏楽部による「若草山ファンファーレ」が鳴り響き、号砲の音と共に、風速1m~2m木の葉が動く程度の風の中、ランナーが一斉に走り出しました。
42.195kmフルマラソンの経路は、ロート奈良鴻ノ池パーク(奈良市法蓮佐保山4丁目)から、平城宮跡付近や奈良公園を通り、天理市役所付近で折り返すコース。
10kmマラソンは、春日大社や東大寺周辺をそれぞれのペースで走り抜けました。

医師・看護師・理学療法士・作業療法士・柔道整復師・AED隊・業務調整員・救護所ボランティア担当者147名が救護に関わり、それぞれが14救護所に別れ救護に備えました。
私たちが担当したのは、ゴール付近に設置された第1救護所です。

第1救護所では、ゴールしたランナーが脱水症状や下肢のこむらかえりを起こし、担架や車いすで救護所へ運ばれ111名が来所、そのうち4名が救急搬送となりました。気温が高かったこともあり予想以上の来所者となりました。
全体では、救急搬送12名という過去最高の搬送数となり、各救護所対応も多く、厳しい業務となりましたが、命の危機に直面したランナーは1人も発生することなく、救護を無事終えることができました。

第1救護所では、医師2名・管理者3名・業務調整員2名・柔道整復師1名、理学療法士名、ボランティア2名、看護短大学生若干名のチームで救護にあたりましたが、1人1人が献身的かつ協調性があり、共通認識を持って役割を果たせる、素晴らしいチームでした。


奈良マラソンの救護所は災害時の訓練の場の一つとして運営されています。今回の救護所での活動は、災害時、人々のために役立てることができる経験であったことは言うまでもありません。
貴重な経験をさせてもらえた事に、心から感謝しています。
ありがとうございました。

        

訪問看護ステーション野の花 所長:丸山節子

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