リハビリ|済生会 奈良病院

お電話での受付 9:00〜17:00

TEL:0742-36-1881(代表)

TEL:0742-36-1881
スライドメニューボタン

リハビリ

診療内容・特色

リハビリ科について

地域にお住まいの皆様が、病気や怪我により身体が不自由になった後も、家庭または社会復帰ができるように急性期・回復期・地域包括・訪問リハビリの各部門スタッフが連携し患者様に援助を行っています。

下記の各専門職が連携して、住み慣れた街で、安心してその人らしい生活が送れるよう、一緒に目標を考え、指導・援助させて頂きます。

リハビリ科について

リハビリスタッフ
理学療法士 作業療法士 言語聴覚士
急性期  8名
回復期  12名
地域包括 1名
訪問   2名
急性期  1名
回復期  6名
訪問   1名
急性期  1名
回復期  2名

対象疾患

脳血管障害(高次脳機能障害を含む)

呼吸器疾患

パーキンソン病・脊髄小脳変性症などの神経難病

大腿骨頚部骨折などの整形外科疾患

悪性腫瘍など

施設基準

脳血管リハビリテーションⅠ

廃用症候群リハビリテーションⅠ

運動器リハビリテーションⅠ

呼吸器リハビリテーションⅠ

がん患者リハビリテーション

理学療法(PT:physical therapy)
理学療法は、脳血管障害や整形外科疾患、呼吸器疾患をはじめ、様々な疾患の患者様を対象に理学療法士が医師の指示のもと実施しています。具体的には、本人・家族の目標に合わせて、起き上がりや立ち上がり、歩行や必要に応じて階段昇降など、動作が困難な方に対して、様々な動作練習、歩行練習を患者様の状態に合わせて実施します。
理学療法(PT:physical therapy)


また社会復帰に向け、必要に応じて公共交通手段を使い安心して外出できるよう外出練習にも同行することが可能です。またリハビリ室屋外には畑を想定し花や野菜を育てていますので、簡単な農作業の練習を行うことも可能です。


回復期リハビリでは、365日リハビリを行っており、平日だけでなく土日祝日もリハビリを提供し、患者様の身体機能向上に努めています。

装具や車椅子など必要な際は医師や福祉用具業者と相談し、作成や修理に応じます。また、杖や歩行器など退院後に使用したい福祉用具を担当スタッフと相談の上選定し、入院中にご購入いただけます。
作業療法(OT:occupational therapy)

作業療法士は、病気により日常生活や家事動作、趣味・余暇活動など今までできていたことが行いにくくなった方に対して、出来うる限り病気になる前の状態に戻れる様に支援します。

具体的には食事、歯磨き、洗顔、着替え、排泄、入浴などが安全にできるように、リハビリ室では想定した器具や物を使用して練習します。さらに、病棟内でも実際の日常生活動作の場面でも行います。また退院後に担う家庭内の役割に応じて、家事動作の確認や練習を行います。家の様子を聞き、必要に応じて実際に家屋訪問を行い、その人に合った手すり位置や福祉用具の提案を行います。
作業療法(OT:occupational therapy)


動かなくなった手の動きの回復を促す練習です。物をつまんだり、関節を動かしたりします。必要に応じて福祉用具の紹介や選定を行っております。
言語聴覚療法(ST:speech therapy)
言語聴覚療法は言語機能、音声機能、嚥下機能、高次脳機能に障害の有る方などを対象にしています。言葉がうまく出てこない、人の言っていることが聴き取れない、理解できない、声が出ない、呂律がまわらない方に対して、話す、聴く、読むなどのコミュニケーション練習を行います。また食べ物が口の中からこぼれる、うまく噛めない、飲み込めない、むせてしまうなどがある方に対して、食事の時の姿勢、1口で食べる分量、食事の形などを調節します。また噛むことや飲み込むのに関係する筋肉や器官の練習や、飲み込むための『ごっくん』という反応を高めるための練習を行います。
言語聴覚療法(ST:speech therapy)