2024年4月から始まった特定行為看護師研修が、2025年2月21日を以て全課程を修了することができました。
今回の研修には、訪問看護師2名、病院で勤務する看護師4名、あわせて6名の仲間と切磋琢磨しながら共に1年間を歩んできました。
※写真は許可を得て掲載しています
私の志望動機は、「人の役に立てる」ことです。
研修では、仕事と研修の両立に思いの他苦慮し、課題や手技獲得など学習には若者の2倍から3倍の
時間と努力が必要でした。
私は特定行為21区分38行為のうちの「在宅・慢性期コース4区分4行為」を選択し、医師が行っている診断・治療の思考過程を学び、医行為の手技訓練を受けました。
特定行為看護師は、医師が事前に作成した『手順書』をもとに医師の到着を待たずに特定行為を実施できる看護師です。
特定行為の適切な処置を受けた患者様や利用者様は症状の早期の回復や苦痛軽減が図れるようになります。そして、『治療』と『生活』の両面からの支援、患者様や訪問看護利用者様の状態やニーズに応じ、適切なケアを迅速に提供できるのが特定行為看護師なのです。
全ての研修終結である「特定行為看護師研修報告会」が、2月21日(金曜日)に開催されました。
3月3日評価会議により合否が決定し、合格すれば特定行為看護師として活動することができます。
訪問看護ステーション野の花 所長 丸山節子
病院の取組
チームで支える糖尿病治療
済生会奈良病院では
糖尿病透析予防指導を
行なっています。