私は、病院看護師を離れて訪問看護師として約3年になります。
訪問看護師は、一人で判断しなければならないアセスメント能力がとても重要で、もちろん職業上、そつなく遂行するのが当たり前です。
しかし、その判断や提供する看護は正しいのだろうか?
これをその場で評価できるのも自分だけ。
その責任の重さや判断を下すという恐怖や不安はとても大きく、経験を重ねても常にプレッシャーを感じています。
そんな中、看護師経験はあるものの8年間のブランクがあり子育て最中でもありながら、訪問看護に興味を持たれ、私たち「野の花訪問看護ステーション」に一人の訪問看護師が来てくださいました。とても前向きで看護に対するまっすぐな思いをお持ちの看護師さんです。
現在は先輩訪問看護師と同行訪問中ですが、それでも訪問看護の現場は、常に緊張と不安でいっぱいであると思います。
同行訪問が開始となり、約1カ月がたち、ご本人の思いを聞かせていただきました。
今まで10人ほどの利用者様のご自宅訪問看護に同行いたしました。
使用物品、ケアを行うスペース、利用者様の生活空間、それぞれのご家族の背景などをいろいろと勉強になり、考えさせられる点が多くありました。利用者様の生活の場に入り、看護を提供する難しさを学びながら、利用者様、ご家族様の思いを大切にケアを提供できるようにしたいと思います。
今後、2回目以降の訪問時は、自分自身が主体的に関わっていけるようになりたいと思います。ご自宅までの道中もシミュレーションし、理解しているところは、自身でもナビゲーションできるよう精進してまいります。
👩⚕️訪問看護ステーション野の花 看護師👩⚕️
病院の取組
チームで支える糖尿病治療
済生会奈良病院では
糖尿病透析予防指導を
行なっています。