済生会奈良病院看護教育部が企画運営している「入退院支援研修」では、済生会奈良病院で勤務する経験の浅い看護師から経験豊富な看護師12名が、7月~12月迄の期間、1日訪問看護師に同行し在宅看護について学んでいます。この研修では、患者さんを中心としたチーム医療推進のために、多職種を含めた調整役となる看護師育成を目的としています。
研修に参加した看護師からは、「ご自宅で、その人の生活にあった方法で看護を行っていた」「入院患者さんが退院された時、患者さんがお困りにならないように家でもできるケア方法を話しあいながら練習しておく必要があった」「病院と家では患者さんの様子に違っていた、辛抱してもらっていたんだと思う」「退院後、日常生活動作訓練をしてもらいお困りのないように退院してもらう必要があった」など、研修生が同行訪問し、訪問看護の実際を知ったことで、多くの気づきがあったと研修生は話してくれました。訪問看護師たちは、学ぶ機会を提供できたことに喜びを感じました。これからも私たちは、利用者様のお役に立てるよう勉強し続け『心ある医療』を提供いたします。
※許可をいただいて掲載しています。
訪問看護ステーション野の花 所長 丸山節子
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病院の取組
チームで支える糖尿病治療
済生会奈良病院では
糖尿病透析予防指導を
行なっています。