2020年1月3日中国武漢市に滞在中に発熱を認めた方が、帰国日の1月6日に日本国内のクリニックでインフルエンザ迅速診断キットで陰性とされ、自宅療養をされていました。症状が軽快しないため、1月10日病院受診し、胸部レントゲン写真で肺炎像が確認されました。1月13日肺炎症状が改善しないことを受け、1月14日管轄保健所により行政検査の手続きがとられ、1月15日の夜、確定診断され、日本国内で検知された新型コロナウイルス感染症第一例目となりました。それから年月が流れ、1年8ヶ月が経過しました。現在では、新型コロナウイルスの変異ウイルスの1つである、「デルタ株」が世界中で猛威を振るっています。WHOでは最も警戒度が高い「VOC=懸念される変異株」に位置づけられています。私たちは、利用者様とそのご家族様を守りたい、自分らしい毎日を過ごしてほしい、そんな思いを抱きながら毎日、お住まいへお伺いし、訪問看護とリハビリテーションを提供しています。病院理念である『心ある医療』を実践するために、これからも、あたりまえのことを、あたりまえに継続し、小まめな「石鹸と流水による手洗い」「うがい」、「サージカルマスクの着用」「不要不急の外出を控える」「3密を避ける」など、継続した感染対策を行います。
一人一人の心ある行動が、新型コロナウイルス感染症が収束へ向かうと信じています。
病院の取組
チームで支える糖尿病治療
済生会奈良病院では
糖尿病透析予防指導を
行なっています。