黙食！

黙食！

中国・武漢で発生している肺炎の原因とみられる新型コロナウイルスが日本国内で感染拡大し2020年4月7日東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の７都府県に緊急事態宣言を発令、4月16日には対象を全国に拡大しました。8月に入り、全国の感染者数及び重症者も急速に増加。大阪・兵庫の感染者数は高い水準にあります。特に懸念されるのは変異株の動きです。陽性者に占める割合は、大阪、兵庫で約８割、京都で約７割、東京でも約３割に上昇するなど、強い警戒が必要です。このまま手をこまねいていれば、大都市における感染拡大が国全体に広がることが危惧されます。奈良県では2021年8月1日新型コロナウイルス陽性者を新たに78人確認、奈良市22名のうち感染経路不明者は4名の報道がありました。関西2府4県で発表された新型コロナウイルスの新たな感染者はあわせて1527人、6日連続で1000人を超え感染の急拡大に歯止めがかかっていません。そんな中、私たちは小まめな手洗いと含嗽、状況に応じた感染対策を行いながら、利用者様のご自宅へ伺い看護を提供しています。3密（3つの密）、密閉、密集、密接を避け、ソーシャルディスタンス(互いに手を伸ばして届く距離がだいたい2ｍ)、パーテーションで飛沫(くしゃみや咳によるしぶきが到達する距離がくしゃみで3ｍ、咳で2ｍ)防止を行い、お昼ご飯は換気しながら黙食しています。

訪問看護ステーション野の花　所長　丸山節子

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