終末期医療検討委員会では、多職種がチームとなり目標達成に向け取り組んでいます。
今年度は、「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)支援チーム」と「症状緩和チーム」に分かれて取り組みました。
成果として、当院オリジナルのACP支援のための「これからの治療・ケアについての問診表」と、終末期に行われる医療用語の患者さん、ご家族向けの説明用紙を作成し、活用させていただき、「これからどこで、どのように過ごしたいか。どんな支援を受けたいか。」意向表明の支援をさせていただきました。
症状緩和チームは、症状緩和のための薬物療法の改訂と、コミュニケーション障害のあり苦痛を言葉で伝えることが困難な患者さんの苦痛をキャッチし適切に対応するためにDOLOPLUS-2という評価ツールについて学習会を開催し、痛みのケアに役立てることがでました。2021年度はこれらの成果物を活用し患者さんが、日々を自分らしく穏やかに過ごせることに貢献できればと思います。
2021年3月9日
終末期医療検討委員会 杉下薫
病院の取組
チームで支える糖尿病治療
済生会奈良病院では
糖尿病透析予防指導を
行なっています。