4月16日全国に緊急事態宣言が発令。当院では、4月20日正面玄関前で体温測定と問診によるトリアージを開始しました。5月15日(金曜日)には、緊急事態宣言が解除され、奈良市のコロナウィルス感染者数減少に伴い6月19日(金)に正面玄関前で実施していた検温と問診によるトリアージも一旦中止となりました。6月19日(金)からは、都道府県をまたぐ移動制限が全面解除され、人々の往来により感染者数の増加が懸念されました。そのため7月20日(月曜日)から、館内での体温測定と問診によるトリアージへと形態を変えて再開始しました。8月6日(木)には、館内トリアージにサーモグラフィーを導入し体温測定はAIに任せ、症状の有無の確認は職員が声かけをしてトリアージを行っています。現在も継続中です。
奈良市では、9月の感染者数は0人の日も多く発生者数は僅かでした。10月の感染者数は0人の日もありましたが1~2人の感染者が散見していました。11月5日奈良県の感染者数は、『10代から70代の男女合わせて15人、そのうち奈良市では7人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。』この感染者数は、県内で1日に発表された人数としては、5番目の多さとなります。奈良県で感染が確認された人は、合わせて694人となりました。新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にある中、奈良市は対策の1つとして、市民に対し、会食を行う場合、4人以下で実施するよう呼びかけがありました。私たち医療従事者は、日々、感染対策を図りながら生活を営んでいます。今後も、地域の皆様と共に力を合わせ、感染対策を図りながら暮らして行きたいと思います。
病院の取組
チームで支える糖尿病治療
済生会奈良病院では
糖尿病透析予防指導を
行なっています。